自分の行動や感情は自分自身によってコントロールされます。そのため常に「他人や環境のせいにしないこと」が重要です。「自分で変えられるところだけに集中」し、改善する努力をしていきます。「他責思考」になっていないかを、常に自問自答することを心がけていきます。
まず目的やビジョンを明確に持ち、それに基づいて行動を行います。当院ではスタッフ全員が同じ目標に向かって進めるように、定期的にカンファレンスを行っております。同じ目標に向かって進む事により、生産性が上がります。
「重要かつ緊急でないこと(第2領域)」に、できる限りの時間を投資します。代表例としては「健康」があります。医療従事者としてまず、自身の健康管理を心がけるようにし、その後に患者さんの健康管理を、リーダーシップを持って行います。
人間関係において常に、双方にとって良いことを目指します。日本では「三方よし」という言い方を、することもあります。
他者を理解しようと、真摯に努力をします。効果的なコミュニケーションのために、まず相手の立場や考えを理解し、その後で自分の意見や考えを伝える。そのために必要なのは、常に「相手がどんな人で何を求めているか」を考え続けることです。特に医療従事者には必要な資質です。
チームやグループ内での協力を通じて、個々の能力を超えた成果を上げることを目指します。異なる視点や才能を持つ人々と協力し合うことで、より大きな成果を達成する事が可能です。良質な医療は院長1人ではできないため、スタッフ全員の協力が必要です。
自分自身の健康を維持し、能力を向上させていきます。定期的な休息やリフレッシュを通じて、持続的な成果を上げるための能力を維持します。当院では全員で成長していけるように、定期的にカンファレンスと研修の機会を設けています。
第5の習慣と関連しています。医療従事者として常に、相手との「適切な距離感」を考慮します。不要な言い争いに発展するような、余計な「議論」は避け、「臨機応変」に最適なコミュニケーションをとることができるように、心がけます。
第5の習慣と関連しています。どんな条件下であれ、まず「貢献」が大切です。先に「貢献」をして、良い結果は「後から」かえってきます。この原理原則の上で、まず院長が「スタッフ」に貢献をする必要があります。そのため当院では徹底的に、スタッフを大切にするように心がけています。その延長線で、院長とスタッフ全員で、患者さんを大切にすることができるようになります。日本では二宮尊徳が、「一円融合」という報徳思想の考え方を提唱しており、「貢献の大切さ」について述べられております。
第7の習慣と関連しています。耳鼻咽喉科は非常に、患者さんの多い科目です。どんな仕事も可能な限り、迅速に行う事を重視しています。「迅速さ」は「誠実さ」を示す良い手段となります。